オブジェクトの種類
オブジェクトは「スケッチ」「ソリッド」「エンプティ」に分類され、その中にさらに細かく分類されます。
1. スケッチ
1. カーブ(Curve)
- 頂点と制御点から成る、直線または曲線をカーブと呼びます。
- 選択するには、エッジ選択モードにします。
- 複数のカーブを接続し、ひとつのカーブとして扱うこともできます。
- 青い線で表示され、選択すると黄色になります。
2. 頂点(Vertex)
- カーブの両端の点を頂点と呼びます。
- 選択するには、コントロールポイント選択モードにします。
- 紫色の点で表示され、選択すると白になります。
- 複数の頂点の位置が一致すると点が青緑色になります。
3. 制御点(Control-Vertex)
- カーブの形状を定義する点を制御点と呼びます。
- 選択するには、コントロールポイント選択モードにします。
- 頂点よりも小さな紫色の点で表示され、選択すると白になります。
- 頂点と各制御点は白い線で結ばれています。
- 制御点を追加することで、より複雑な曲線を表現できます。
4. リージョン(Region)
- カーブで囲まれた領域をリージョンと呼びます。
- 選択するには、フェイス選択モードにします。
- 濃い青の面で表示され、選択すると水色になります。
- リージョンを選択すると、自動的にExtrudeコマンドが起動します。
2. ソリッド
1. ソリッド(Solid)
- 複数のフェイスから成る、穴の空いていない閉じた立体をソリッドと呼びます。
- 選択するには、ボディ選択モードにします。
- 灰色の立体で表示され、選択するとアウトラインが黄色になります。
2. シート(Sheet)
- フェイスから成る、穴の空いた開いた立体をシートを呼びます。
- ソリッドのフェイスの一部を削除すると開いた立体となり、シートになります。
- 選択するには、ボディ選択モードにします。
- 灰色の立体で表示され、選択するとアウトラインが黄色になります。
3. フェイス(Face)
- ソリッドとシートを構成するそれぞれの平面または曲面をフェイスと呼びます。
- 選択するには、フェイス選択モードにします。
- 灰色で表示され、選択すると薄い黄色になります。
- フェイスを選択すると、自動的に Offset Face コマンドが起動します。
4. エッジ(Edge)
- フェイスを取り囲む境界線をエッジと呼びます。
- 選択するには、エッジ選択モードにします。
- 黒色の線で表示され、選択すると黄色になります。
- ふたつのフェイスが接するエッジを選択したときは、自動的に Fillet コマンドが起動します。また、シートの開いたエッジを選択したときは、自動的に Extend Sheetコマンドが起動します。
3. 画像とメッシュ(Image and Mesh)
1. イメージ(Image)
- Import機能で読み込んだ画像をイメージと呼びます。
- 選択するには、ボディ選択モードにします。
- 選択するとアウトラインが黄色になります。
2. メッシュ(Mesh)
- Import機能で読み込んだSTLやFBXなどの3Dデータをメッシュと呼びます。
- 選択するには、ボディ選択モードにします。
- 選択するとアウトラインが黄色になります。