構築平面

カーブはアクティブな構築平面上に作成されます。 構築平面は XY 平面、YZ 平面、XZ 平面のほか、新規に作成できます。

XY 平面、YZ 平面、XZ 平面を使用する

  • テンキー 7 : XY 平面を使用。上から見た視線になります。
  • テンキー 3 : YZ 平面を使用。右から見た視線になります。
  • テンキー 1 : XZ 平面を使用。正面から見た視線になります。

1. 平面に合わせた構築平面を作成する

ソリッドまたはシートの平面のフェイスに合わせて構築平面を作成できます。

  1. 構築平面にしたいフェイスまたはリージョンを選択します。
  2. スペースを押します。
  3. 構築平面が作成されます。
  4. 作成した構築平面に正対する視線になります。

視線を変更したくないときは、スペースの代わりにShift + スペースを押します。

2. 面とエッジの選択による、表面に垂直に整列した構築平面の作成

面とエッジを選択することで、表面に垂直に整列した構築平面を作成できます。

  1. 使用したい面とエッジを選択します。
  2. スペース キーを押します。
  3. 構築平面が作成されます。
  4. ビューが作成された構築平面に整列します。
  • ビューを変更したくない場合は、Shift + スペース を押してください。

💡

Tip 面の選択はビューの整列の基準となり、エッジの選択はビューの方向を定めるガイドとして機能します。

3. 対向する平行面および領域からミッドプレーン構造平面を作成する

対向する平行面の平均距離位置に基づいて構造平面を作成し、ミッドプレーン構造が得られます。

  1. ミッドプレーン構造平面として使用したい対向する面または領域を少なくとも2つ選択します。
  2. Space を押します。
  3. ミッドプレーン構造平面が作成されます。
  4. 作成された構造平面に合わせてビューが調整されます。

ビューを変更したくない場合は、Space の代わりに Shift + Space を押してください。

4. 複数の頂点から構築平面を作成する

3つ以上の点をもとに構築平面を作成できます。

  1. 作業平面 (CPlane) に使用する 2 つ以上の点を選択します。
  2. Space キーを押します。
  3. 2 点を選択した場合、カメラに平行な作業平面 (CPlane) が作成されます。この機能は、表面や船体を現在の視線方向に合わせるのに特に便利です。
  4. 3 点を選択した場合、その正確な位置に作業平面が作成されます。
    4 点以上を選択した場合、それらの平均位置に作業平面が作成されます。
  5. 作成された作業平面に視点が自動的に合わせられます。

視線を変更したくないときは、スペースの代わりにShift + スペースを押します。 また、スケッチのリージョンを選択して、これに合わせて構築平面を作成することもできます。

5. 見えている視線に合わせた構築平面を作成する

作業エリアに見えている視線に合わせて構築平面を作成できます。

5.1 ワールド原点を通る構築平面を作成する

  1. 構築平面にしたい視線にします。
  2. Ctrl + Space>を押します。
  3. 構築平面が作成されます。

5.2 選択した点を通る構築平面を作成する

  1. 構築平面にしたい視線にします。
  2. Ctrl + Shift + Space>を押します。
  3. 作成する構築平面の原点をクリックします。
  4. 構築平面が作成されます。

6. 構築平面の保存と利用

作成した構築平面を保存して後から利用できます。

6.1 構築平面の保存

  1. 画面上部の Temporary construction plane をクリックします。
  2. Custom plane 0 がOutlinerに追加され、「Planes」に分類され、画面右側の「Added Planes」メニューに表示されます。

Outliner Planes

Added Planes

6.2 保存した構築平面の利用

  1. 画面右のCustom plane 0をクリックします。
  2. 保存した構築平面がアクティブになります。
  • Custom plane 0をダブルクリックすると、保存した構築平面がアクティブになり、正対する視線になります。

6.3 コンストラクションプレーンの名前変更

  1. アウトライナーで保存されたコンストラクションプレーンをダブルクリックします。
  2. コンストラクションプレーンの名前を変更し、Enterキーを押すか、3D ビューポートで左クリックします。